変わらずに、変わり続けること。

梅雨らしい天気が続いて、毎日スッキリしないですねぇ。
毎年この時期になると、オープン当初の事を色々と思い出す
訳ですが、今日もゲストさんとお話をしていて、ふと、
随分変わった部分があるものだなぁ・・・と思ってしまいました。

オープンしたばかりの頃、歩香のメニューには中国茶と数種類の
スウィーツしかありませんでした。
一週間後にはホットサンドを追加して、ゲストの皆さんの小腹を
満たす工夫をしたものの、お昼時にはやはり物足りないかな・・・と。

2月近く経った8月18日に、試行錯誤を繰り返して誕生した
オリジナルのスパゲティをメニューに追加して以来、最近では
「スパゲティのお店」と説明してくださるゲストの方がいらっしゃるほど
歩香のメニューとして定着したのは、本当に嬉しかったりします。
ちなみに、当時のメニューは「トマトとキャベツのスパゲティ」と
「スパゲティ・カルボナーラ」の2種類のみでした。

内装の方も実はかなり変化してるんです。
始めの頃はカウンターも１つしかなく、収納スペース的に見れば
現在の4分の1程度です(;￣ー￣A

その他の変化としては、神戸の工房さんと提携してのビーズの
アクセサリーの取り扱いや、カウンタースウィーツを入れている
ガラスケースが増えたことなどもありますねぇ。

メニュー的にも、雰囲気的な意味でも、ボクらが求めていた
歩香像に一歩近づける事ができたんじゃないかなと思っています。

ゲストの皆さんに少しでも楽しく、ゆったり、のんびりと過ごして
いただけるよう、日々変化を続けている歩香ですが、
それでいて、長い間何も変わっていないような・・・
そんな安心感のある、歩香でもありたいと思う
ボクらなのでありました・・・(*￣ー￣)ｖ

歩香回顧録・「スタッフの裏表」

人の世にゃ、「表」もあれば「裏」もある・・・
な～んて、仕事人のような出だしですがσ(^_^;)
今回は、スタッフの「表」の顔と「裏」の顔をちょっとだけ。

そう、スタッフももちろん人間ですから、表もあれば裏もあるｗ
やっぱり「歩香」の印象（イメージ）の一部になるわけだから、
店内でのボクらは、そのイメージからかけ離れないような、
それでいて空気のような存在でいようと努めています(^^)
勿論、基本はゲストの方が心地よく過ごしていただけることですが。

殆どが女性ゲストの歩香では、極力野郎臭（というのだろうかｗ）を
漂わせないように、２人して物腰を柔らかくしてます(￣∇￣*)ゞ
２人とも人当たりがいいとよく言われたり、方言が出にくかったり、
男性にしては、比較的女性的な感覚も多いほうなどなど、
もともと歩香を形作る部分は大きいですが∬´ｰ｀∬ それが「表」の顔。

でも、そうでないときでは、意外と歩香の中での印象との
ギャップを感じさせる「裏」の顔も持ち合わせています♪
結構スタッフ同士、意見を激しく対立させることもあったり・・・
営業中でも、実は裏でもめてたりすることも≧(´▽｀;)≦
お店も終わって外に出れば、結構だらしない格好でうろつくしｗ
性格も実は大雑把で荒く、だらしない部分が多かったりします。
よくご来店いただき雑談をしてくださる常連のゲストさんには、
ボクらの正体がバレてきていると思いますが(;´▽｀A``

そんな「裏」の顔で、皆さんの持つ「歩香」のイメージを、
崩してしまわないように、今は気をつけるようにしています。
もし「裏」の顔をみちゃったら、さりげなく知らせてくださいね(;￣ー￣A

歩香回顧録・「歩香らしさ」

再三ですが、もうすぐ歩香は４周年。
この機会に、ちょっとだけ歩香の「裏」などを暴露して？？
みようかな～って思います^^

今、歩香は「メガネ」と「大きい」ほうの男２人でやってますが、
ご存知の方もいらっしゃるでしょう、歩香製作時から初年度は、
女性スタッフ（メイン１人とサポート的に１人）が一緒でした。
漠然とした「歩香像」や方向性、好みなどはあったものの、
男ゆえの無知さ（カントリーなど詳しい知識は、ほぼ皆無ｗ）のため、
彼女達には色々教わって鍛えられたものです。

薦められた雑誌を読み漁り、和洋問わず古い文化に関する書籍や
建築物の本を調べてみたり、さまざまな場所・お店へ行って見聞したり・・・
そのおかげで「歩香感」の具現化に必要なもの、そしてそうでないものを
チョイスできるようになった気がします(*^-^*)

よく「男性オーナーなのに可愛いセンスですね」とおっしゃってくださる
ゲストの方もいらっしゃいますが、実は、そんな「もがき」の中から
生み出され（ている）たものなんですよ^^

そんな歩香ですが、まだまだボクらの中では完成できていません。
ちょっとずつ、ちょっとずつ、姿を変え形を変え、歩香もボクらも、
成長していけるといいなぁと思いながら、歩香を育て続けてます^^
どうか、これからも生暖かく(;´▽｀A`` 見守ってやってください★

あの頃はぁ・・・

毎日カラッと暑くて、今年はこのまま梅雨も来ないで夏本番を
迎えてしまうんじゃないか・・・と思っていたら、今週末辺りは
雨が降りやすくなるとか。
ジメジメするらしいので、心の準備をしておかなくちゃσ(^_^;)
今日も夕方から夜にかけて雨が降りやすくなるそうですしね・・・

４年前の今頃は、歩香のオープンに向けて営業許可の申請やら
厨房設備や店内のテーブルや椅子などの搬入、最終的な
飾りつけなどで必死になっていた頃ですねぇ(￣ﾍ￣)

まだエアコンも入っていなくて、汗だくになりながら内装工事を
続けていた記憶もあります。
今となっては良い思い出ですが、またやるかと聞かれたら・・・
ちょっと悩みそうなボクでありました・・・(￣∇￣;)ゞ

４周年を目前にして、色々と思い出したり、これからの事を
考えたりと、ちょっぴり”おセンチ”な日もあるかも知れませんｗ
暖かい目で見守ってやってくださいませ(*￣ー￣)ｖ

「青い理髪館」

それはまだ、歩香でどんなメニューを用意するのかさえ
決まっていなかった頃の話。

自分達の求めるスタイルや雰囲気、メニューを明確に
するために、色々な飲食店を転々としていたボクらは、
長崎の島原で印象的なお店と出会った。

その名も、「青い理髪館・工房モモ」。

大正時代にあった理髪館を地元の人達で再生して、
カフェとして営業をさせたものだという話。
（2階にギャラリーもある。）
名前の通り、外見は真っ青。存在感のある木造の建物。
親子で営業されているようで、母と娘、といった温かい
雰囲気の中で対応してもらえる。

店内もシャンプー台やオルガンなどの、理髪館だった頃の
ものが残っていて、木造の建物の存在感と相まって
独特の空間が心地よく展開されている。

気になるメニューの方も、手作りのケーキやクッキー、
紅茶とコーヒー。ランチには季節のカレーなども出して
もらえた。
手作り感溢れるメニューと、無理をしない品数にも
なんとなく癒しを感じてしまったのを覚えている。

店作りをするに当たって、そのまま応用させてもらえる
部分はあまり無かったものの、居心地の良さや
独特の雰囲気作りには本当にため息が出た。
お店の方の、やんわりとした雰囲気に心も和みました。

今でも良く思い出す、印象に強く残ったお店のひとつ。

島原の観光スポットとしても有名なので、「青い理髪館」で
ネット検索すれば沢山の情報が手に入ると思います。
興味のある方は是非っ(*^-^)b