勇気と誇りと軽率さ

あれから4.5日近く経って、ようやく援助の手が届き始めたようですね。

連日流れる報道を見て、世界でも驚かれている日本人の秩序感覚を目にすると、
日本人としての誇りみたいなものを強く感じることができます。
被災されているにもかかわらず、「こっちは無事だから、心配しないで頑張って」
って言える皆さんの強さ。本当は泣きたくても、今を乗り切ることに力を注いで、
協力して支えあいながら頑張っておられる思いやりと優しさなどを見ていると、
逆にボクらが勇気をもらっていることに気づきます。

そんななかで、遠く離れたこの地でとても残念なことが・・・。
今スーパーに行くとトイレットペーパーや飲料水が軒並みなくなっていること。
歩香のトイレットペーパーを買おうかなと店に行ったら、何もない；；
うちで使うのは小さなものですが、それすらない状態・・・。
ここはいつから被災地になったんだ？と、そんな気分です。
こんなことでは、被災地だけじゃなく本当に必要な人へ渡りにくくなるどころか、
値段も高くなって自分たちの首を絞めかねない。
そんなことも考えないで、「品薄だから、早く買った方がいいよ」なんて言葉に
流されて買い急いでるのを見ると、なんて浅薄で軽率な・・・って残念になります。
不安になる気持ちもわかるし、連日テレビで被災地での色んな物資不足が
報道されているから、自分のことのように錯覚してしまっているのかもしれない。
でも、こんなときだから、日本人の流されやすいという悪さを出すんじゃなくて、
良さでもある冷静さを持って、物事に対応していくべきかなって思います。

ちょっと説教くさくなっちゃったですが、買い物中の体験で思ったことを
だらだらっと書いちゃいました。すみませんm(__)m